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無事名古屋商科大学でMBAを取得したものの、『MBAをとってからの方が勉強することは多い』との師の教えに従い、勉強を続けています。まずは復習から、と『トップMBAの必読文献―ビジネススクールの使用テキスト500冊』を本棚から引っ張り出し、未だ読んでない本を片っ端から読んでいくことにしました。
最初に選んだのが、『価格戦略論』。500ページ近くある大著ですが、とても勉強になりました。 私自身、今所属している会社でプライシングを担当するようになったのですが、過去の方法論をそのまま受け継いでいます。単純なコスト+の方法に限りなく近く、『本当にこれでいいのだろうか?』と感じることが多かったため、この本から学ぶことは多そうです。最もドイツを本拠とするグローバル企業であるため、価格への関与はさほど大きくすることはできないのですが。 特に印象に残ったのは価格戦略を時間軸で捉えるところ。現在の価格戦略は現在の販売量に影響を与え、現在の販売量は、将来のプライシング・コスト・利益に影響を与えます。ある商品を値下げし、低価格販売すれば、現在の販売量は増加しますが、将来のプライシングに悪影響を与える可能性がある(一旦安売りした商品を定価販売することや、値上げすることは顧客に受け入れられないことが多い)。一方、現在の販売量を増やすことで、経験曲線によるコスト低減効果への期待がある。すなわち販売価格の下落幅よりもコスト低減幅が大きければ、利益は増大するということ。取扱商品の価格弾力性や顧客の商品に対するイメージによって、採るべき戦略は大きく変わる、ということでしょうか。 本編を通して、プライシングには顧客サーベイが重要だと述べられており、その中でも昨年秋の講義でさわりだけ学んだコンジョイント分析が有効とのこと。改めてコンジョイント分析を勉強する必要がありそうです。 仕事上ダイレクトに聞いてくる本だったので、今後の価格戦略を考える際に参考文献として利用したい! 色々とやってみないと分からないこともありますしね。 次は、これまた名商大在学中に『必ず身につけなさい』と言われながら、講義にはほとんど登場しなかった統計学にチャレンジします。文系だけに苦手な分野ですが、色々と簡単に解説してくれている本等を参考書にしながら、『ビジネス統計学』を紐解いてみます。 ではまた!
by EM-LYON
| 2010-04-12 10:32
| MBA
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