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今日は、私がMBAに行こうと思った時のお話。
名古屋商科大学のビジネススクールに入学したのは、2008年の9月ですが、入学の意思を固めたのは、同じ歳の8月(!)。元々MBAにすごく興味があったというわけではなく(そもそもきちんと理解していたわけでもない)、当時読んでいたビジネス書の作家の方々、例えば神田昌典さん、勝間和代さん、本田直之さん、小山龍介さん等の経歴を拝見すると例がいなくMBAをもっている! ビジネススクールってそんなに面白いところなの? MBAとると一体何が見えるようになるの?というのが、きっかけだったように思う。 もちろん希望としては、彼らと同じように海外のビジネススクールに行ってみたいというのはあったのだが(それは岩瀬大輔さんの著書を読んで、さらに強く思うようになった)、現実的にかなり厳しい。そこで調べてみると、仕事を続けたままで通えるスクールがあることが分かった。その時点ですでに8月、いくつか調べたビジネススクールの願書提出締切日はすぐそこに迫っていた。 恥ずかしながら告白すると、当時の私にはビジネススクールの学費を賄えるだけの蓄えがなく、経済的には実現困難な状況にあり、せめて1年待ってからにしたほうがいいんじゃないか?等とうアドバイスももらったように思う。 正直待つ気はなかった。ビジネススクールに行きたい!という気持ちは既に自分の中で盛り上がっており、「今行かなくていつ行くんだ?」と考えたのだと思う。学費の算段もつかぬまま願書を提出し、面接を受けに行ったのを覚えている(さらに言うならば、当時勤めていた会社は土日が必ず休みというわけではなく、週末型MBAであっても通える保証はなかった)。 結局私は借金をして名商大に通うことになったのだが、「無理だと思うよ。続かないよ」というし周囲の声に反して、卒業してしまった(笑)。投資の回収はできるのか?と質問されると、「わからない」という答えになるのだが、少なくとも投資した分のベネフィットは既に得ているように思う。面白かったし、自分の今後を考える意味でも非常に重要な2年間となった。 「お前には無理だよ」と周囲から言われることが多かった気がする(それは今も)。英語の勉強を中年になってから始めた時も、外資系企業に転職した時も、ビジネススクールに入ることを決めた時も、そういうことを言われてきた。「お前には無理だよ」といわれると、なんだか頑張ってきたような気がする。反骨心が強い、というわけではなく、「お前には無理だよ」と言われると、一旦は納得するのだが、「本当にそうかなぁ?」という気持ちがわき起こるんだろう。でも、「できない」ことを出来るようにしていくことで、今まで生きてきた気がする。 尊敬する酒井穣さんが、「成長は最高のエンターテイメントである」と仰っていたが、まさにそうだと最近気づいた。子供の成長を見ていると感じることだが、「できない」ことが出来るようになることが成長であり、出来ることが増えていくことで子供たちの世界は広がる。そこには何の打算もない喜びがあり、それこそが彼らにとって「最高のエンターテイメント」なんじゃないだろうか。だとすると大人だって同じじゃない? MBAを取得し、しばし日常に身を任せていたけど、ようやく新たな目標が定まりつつある。今度も無謀なチャレンジ(今までで1番かも)になりそうだけど(笑)。それでも心のどこかで、「何とかなるんじゃないかなぁ」なんて思ってます。具体化したら、ここに書くことにします。 ではまた!
by EM-LYON
| 2010-04-30 08:17
| MBA
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