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名古屋商科大学ビジネススクールでMBA取得。本来2年間のプログラムを1年半で早期修了、フランスへの2週間の短期留学を経験し、在学中に「創立者奨学金」を、卒業時には「優良学生表彰」を頂戴し修了。
こうして言葉にすると何だか凄い人みたい。でも入学時した当初は全くのダメ学生だったりします(笑)。とにかく先生のおっしゃっていることも、皆がコメントしていることも、言葉の意味さえわからなかった。とりあえずわからない言葉は後で調べたりしながら、なんとかついていくのが精一杯。入学前からある程度覚悟はしていましたが、結構しんどい時期でした。 「やめようと思ったこともある」と皆の前でコメントしたこともあります。でもそれは実は本心ではない。もったいなくて辞めたりなんてできなかった。あの場にいて、素晴らしい先生方と凄い友人達と一緒に勉強できるだけで楽しかった。自分が「できる人」か「できない人」かなんて興味なかった。学歴だって、積み重ねて来たキャリアだって、あのクラスの中では最低だったと思う。だからこそ「単位」なんてものを全く気にせずに、ただただあの場で学べることを楽しめたに違いない。そういう意味でトラックの運ちゃんだった過去がものすごく良い方向に働いたと思っている。 一つだけ残念だったのは、学ぶ時間の短さ。入学前と違い、在学中はMBAを取得することよりも学ぶことの楽しさにどっぷりと浸っていた。MBAなんて取得してみると面白くない。顔のどこかに刻印が刻まれる訳じゃなく(笑)、「私MBAホルダーなんです」なんて言ってまわれる訳でもなく、別に以前よりめっちゃ賢くなったような気がする訳でもない。在学中が一番楽しかった。やっぱりフルタイムでやってみたいな、なんて思います。 MBAを目指した理由。「英語と物流の専門家がビジネスの体系だった知識を持つことができれば、より強みになるだろう」。。。てのは嘘です。こう言った方がきっとカッコいいんだろうけど、実は全く違う。 英語を勉強しながら、転職を目指す中で、たくさんの本を読みました。おそらく1年で350から400冊くらい。読書生活の中で気づいたことがあって、「この本面白いな」と感じた本の著者の経歴を見ると、ことごとくMBAホルダーだった。勝間さんしかり、本田直之さんしかり、神田昌典さんしかり、小山龍介さんしかり。他にもたくさんいるんだけど、とにかく皆MBAホルダーだった(中でも岩瀬大輔さんと酒井穣さんは別格。当時このお二人と友人になれるなんて思っても見なかった)。 「MBAって何?」ということすら、よくわかっていなかったレベルなのに、「こんなに面白い本を書く方々が皆もっているなら、MBAは素晴らしいに違いない」と思って調べ始めたのがきっかけ。動機不純ですね(笑)。名商大大阪校の皆さん、今まで隠していてごめんなさい。実はMBAが何かすらちゃんとわかっていない大馬鹿者だった訳です。 ビジネススクールは楽しかった。単なる「象牙の塔」ではなく、リアルな世界とつながる学問という意味で本当に面白かった。無謀かもしれないが、DBAにチャレンジしてみたい気持ちも正直あります。その時は海外でやってみたい。海外の方が優れている、という意味じゃなくて、フランスで2週間勉強した時の興奮が忘れられないから。いつでも「面白いかどうか」が基準になっていて、人から見ると不真面目に見えるかもしれない。それでも「面白いこと」を探し続けたいものね。 トラックに乗っていた頃、何が一番楽しかったか?と尋ねられたら、「いつでもどこかに向かう途中だった」ことだと答える。いつも「ここではないどこか」を目指していたような気がする。トラックの運転席に座り、ハイウェイに入る度に、どこへでも行くことができる気がした。孤独だし、楽じゃないし、楽しいことばかりじゃなかったけど、自分の意志で先へ進む自由があった。 トラックから降りた今も、同じようでありたい。楽じゃなくていい。厳しい環境は嫌いじゃない。ただ人生を面白く、いつだって自分の意志で「どこかに向かう途中」でありたいと思っている。 それはこれからも変わらない。
by EM-LYON
| 2010-07-22 23:09
| MBA
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