カテゴリ
以前の記事
2013年 09月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
名古屋商科大学大学院から妙なメールが来た。来月始めに開講される講義のケースブック(テキスト)を卒業生の一部に誤発送したというもの。今月25日に卒業予定の友人のところにも届いていたようで、彼女のところにならまだわからなくもないが、なんで半年前に卒業した自分のところにまで。。。(笑)
久しぶりにケースブックをぱらぱらとめくってみると、なんとも感慨深い。2年間に入学した時は、ケースを読みながらいったい何をしたら良いのやら、と途方に暮れていたことを思い出す。今からもう一度2年間の大学院生活を始めるとすれば、少しは違ったアプローチがとれるのだろうか。 卒業して半年が経つが、思い返せば一年半はいかにも短かった。週末の講義だけの一年半だから、どうしても学ぶ内容は表層にすぎない。もちろん、お世話になったM先生の仰る通り、勉強はMBA取得後の方が長いのだし、卒業してからも相変わらず本はたくさん読んでいるつもりだ。でも何か足りない気がする。 ある個人投資家の方のブログで、「個人投資家として生活できるようなレベルになったとしても、やはり仕事はしていたい」というコメントを読んだことがある。 インターネットの普及で、誰もが一投資家として様々な市場にアクセス可能となった。(規制はあるにせよ)FXや先物を通じてレバレッジをかければ、大きなリターンを得ることも可能だろう。私は全く自身がないが、人によってはインターネットを通じた証券売買で生活することもできるかもしれない。 でも先の個人投資家は、「仕事は続けたい」という。その理由は、「誰かとディスカッションすることができなくなるのが嫌だから」というものだった。 インプットとアウトプットが大切だと言う。ところが、このインプットには往々にしてフィルターがかかっている。私がある情報Aをインプットしたとき、その情報Aには私の「先入観」というフィルターがかかっている。「先入観を捨てましょう」ということが様々な本に書かれてある(苫米地さんの言うところの「ストコーマ」)が、実はこれは一人で検証できるものではない。先入観をすてて情報にあたったつもりでも、自分が先入観を捨てることができてるのかどうかを自分一人で検証することは困難である。 だからディスカッションが有効なのである。まして、利害関係が発生しないビジネススクールや大学院などの学びの場でのディスカッションは非常に役に立つ。 1年半の講義中に、想像もしない観点からの意見に驚いたことが何度もあった。縦からも横からも見ていたつもりが斜めからの見方が欠けていたり、少し離してみることを忘れていたり、逆さまから見ることを教えてもらったりした。 ものの見方を多様化することを、自分一人で学ぶのは非常に困難だと思う。人と出会い、人と会話し、時には衝突するぐらいでないと、なかなか先入観から自由になることはできない。誰からでも学ぶことはある、という素直さも必要で、息子に学ばされることもしばしばある(笑)。 今自分が足りないと感じているのは、他人とのディスカッションなんだろう。大学院を卒業して以来、なかなかそういう機会を持てないでいることがもどかしかったりするんだろう。勉強ってつくづく一人でするもんじゃないよな〜って思います(笑)。 さて、twitterで知りあった@pumpuiさんがこの9月に名商大に入学されました。プロフィール読ませていただくと凄い人。「頑張って」という言葉は好きじゃないので、Good Luck!って感じで(笑)。でも、一番は「楽しんでください」かな。 ではまた。
by EM-LYON
| 2010-09-19 07:42
| MBA
|
ファン申請 |
||