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「クロネコヤマトの宅急便♪」というキャッチーなジングルでおなじみ、ヤマト運輸(現在はヤマトHDか)。実は私の古巣でもあります。引越部門→宅配部門→法人営業という流れを経て退社、現在のキャリアにつながっております。自己紹介に書いている「トラックの運ちゃん」とは、おもに引越部門に在籍していた時のことで、北海道と沖縄を除く全都道府県を走っていました(笑)。
さて、トラックの大きさは引越(大型)から宅配(ウォークスルーと呼ばれる宅急便独特の車両)へ移るにつれ小さくなり、たどり着いたのは法人営業。そこで感じたのは、日本での宅配業の飽和状態でした。インターネットが爆発的に普及し、宅配への需要は高くなっているものの、企業の値下げ圧力は強い上に、佐川急便を始めとする競合との競争で、宅急便1個当たり価格は下落の一途をたどっています。ユニバーサルサービスが当然と思われているヤマトでは、利益の上がらない地域の店舗を閉鎖するということは難しく、シェア拡大・取り扱い個数増加が至上命題となっていました。宅急便の生みの親、小倉昌男氏が生み出した優れた仕組みは、飽和した日本市場で行き場を失い、巨大化した企業は、動き方を忘れた恐竜のように感じたものです。 そのヤマトがシンガポールを中心として、アジア全域への展開スピードを速める発表を出しました。 http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/index.cfm?i=2009112009142b6 シンガポールは、現職のアジア統括本社があるため、時々訪れますが、ヤマトにとっては営業しやすい国であると思います。国土が小さい(東京23区並)で人口は多く(約500万人)、経済は今もなお発展を続けている(クローデン葉子さんのブログ「世界級ライフスタイルのつくりかた」から、http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2009/11/post-281.php)。1台のトラックで、狭いエリアを担当する宅急便のモデルが、最も生きる国の1つであると言えます。タイやマレーシア(もちろん中国も)へも進出する意向のようで、うまく展開し、FEDEX、DHLと並んで世界トップレベルの企業になってほしいものです。 シンガポールの街をクロネコマークのトラックが走るのかぁ。何だか妙な感じだけど楽しみです。 ではまた。
by em-lyon
| 2009-11-21 08:25
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