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twitterでフォロワーの@t_teaeさんが、「若者が就職以外に考えられる世の中を作りたいです。新卒で決まらないと残り50年の人生をダメにしたくらいに思っていますからね。今の大学生は」と仰っていた。結構考えさせられたので、考えたことを書いてみます。例によってあまり整理できてないけど。
自慢じゃないが(ほんとに自慢にならない)、たいした大学は出ていない。大阪に住んでいる人に聞けば名前くらいは知っている程度の大学の文学部をぎりぎり4年で卒業している。ちなみに大学生時代はほとんど勉強していない。いわゆる遊ぶ為に大学に行ったボンクラである。 更に就職活動をしていない。なんでしなかったに関してはここでは書かないけど(対した理由じゃないから)。当然就職もせず、いわゆるフリーターになった。「フリーター」という言葉はその頃登場したのかもしれない。言葉が存在すると、「それ」になる抵抗感が低くなる典型だったのかも。とにかく、「新卒」での就職はしていない。 2年から3年ほど「フリーター」をして、初めて就職したのが引越屋さん。そこから何度か転職をしつつトラックの運ちゃんを10年ほどすることになる。 トラックの運ちゃんの仕事を卑下するつもりは全くない。凄く面白かったし、ある意味凄くかっこいい。親には色々言われたけど(大学までやったのに、とか笑)、子供なんかは、単にでっかい車を運転できるってだけで喜ぶしね。そういえばあの村上龍さんも、トラックの運ちゃんに憧れたことがあるとか。「KYOKO」という作品の主人公がトラックの運ちゃんなのはそれが関係しているとかなにかで読んだことがある。これは余談。 さて、@t_eaeさんの言葉を借りるなら、私は負け組である。残りの50年が決まるはずの新卒で良い企業に就職するどころか就職さえせず、良い大学を卒業した人ならば(おそらく)選ばないであろう仕事に就いている。 アメリカはリターンマッチがきく社会、日本はきかない社会だと、一般的には言われている。でもそれって本当だろうか? 勝間和代さんの「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を読んだ時に考えたのはそんなことだったりした。一度トラックの運ちゃんを選んじゃったら、一生それでいないといけないなんて誰が決めたんだろ? もしチャレンジして年収が10倍になったらどうなるって。 英語の勉強を始めた時に山崎元さんのブログで、「中年からの語学の勉強は実らない」みたいなエントリーを拝見し、不思議に思った。それが本当だとすると@t_eaeさんの言うことは正しい。だって中年までやってきたことがその先の人生を決めちゃうってことだろうから(ちなみに山崎さんのことは今も凄く尊敬しています)。 だったらやってみてやろうじゃないの、というのも自分のモチベーションを維持し続けることができた理由だったりします。ノーリスクだし。天才でもなんでもないトラック運ちゃんの自分が、山崎さんの仮説を覆すことができたら痛快じゃないですか。「チーズはどこへ消えた?」にある「遅すぎたとしても、何もやらないよりは良い」ってやつです。 今でも英語では苦労しているけど、一応TOEIC910点で、外資系企業でマネージャーをやって、シンガポールのカンターパートとあ〜でもないこ〜でもないとやっています。もちろん色々な壁にあたることはあって、考え込んだりもしますが(それについてはまたの機会で)、新卒で一流企業に勤めた人ともちゃんと対等に仕事してます。大学卒業後の残りの50年なんて大学生が考えるより色々あるんじゃないでしょうか。 最も「若者が就職以外を考えられる世の中」というのは本当に大切で、NUCBの修了生でも、修了後は昇進か転職しかない、というのは気になります。別に誰もかれもが起業する必要はないのかもしれないし、もしかしたら@t_eaeさんは起業以外の選択肢のことも仰ってるのかもしれませんが、見えもしないものに縛られて自分の道を決めるべきじゃないように思ったりします。 ではまた。
by EM-LYON
| 2010-09-05 00:44
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